JA
EN
2017.08.25

NAKED Inc. 村松亮太郎とAR三兄弟の川田十夢が語る 「テクノロジーとアートで変える東京の未来」

村松亮太郎と、AR三兄弟の川田十夢氏による
トークショー開催

● クリエイティブとARの世界で
注目を集める二人が考える「東京の未来」とは?

「TOKYO ART CITY by NAKED」展は、“都市とはアートである”という視点のもと、東京の“らしさ”を可視化することを試みたアート展です。このコンセプトから、今回のトークショーは「東京の未来」がテーマとなりました。

クリエイティブとAR(拡張現実)、それぞれの分野の第一線で活動する村松亮太郎と川田十夢氏は、どんな東京の未来をイメージしているのか。平日夜の開催だったにもかかわらず、会場には多くの人が集まりました。

● 村松亮太郎
「一人ひとりのクリエイティブが集積して新しい東京をつくる」


村松が展望したのは、さまざまなクリエイティブが集積する新しい東京の姿です。

「アートや技術が、東京の“当たり前”だった概念を変えていく気がします。アートというと縁遠いもののように感じるけど、いまはインスタグラムなどでみんな自分の“作品”をつくっています。スマホの画面がキャンバスというか。

少し前のことですが、私がつくった作品を多くの人がインスタでアップしてくれた。写真の撮り方も人それぞれで、それはもうその人の作品ですよね。このアートの連鎖が続いていったら面白いなと思い付いて、その後インスタに上がった写真を私のほうで再構成してもう一つの作品をつくりました。今後は、アート的行為がますます大衆化し、一人ひとりのクリエイティビティーが積み重なって、新しい東京という街を形成していく。そう考えています」

そして、そのためには技術の進化が欠かせないと続けます。

「写真を撮るという行為が、スマホの登場により身近なものになりました。一昔前を振り返れば、メールもそう。手書きでなければ失礼とされていたものが、メールの登場によってもっと手軽で自由なものになった。新しいテクノロジーで自由になることがあり、それによって表現の自由度も広がっていくはず」と語りました。

● 川田十夢氏
「ARのテクノロジーで東京の街を遊ぶような仕掛けをつくりたい」


一方の川田氏も、テクノロジーに注目しています。

「いま興味があるのが、ARの技術で“等身大”に見せることの面白さ。もしも陸上のトップアスリートが東京の街に現れたら……。棒高跳びの選手が、歩道橋を飛び越える映像、見てみたくないですか? それともう一つ、誰かの経験をほかの誰かに共有するということもやってみたいですね。例えば東京には多くの名建築がありますが、建築家はいったいどこに注目しているのか。プロの視点がわかったら面白いですよね」と、ARのテクノロジーによって東京の街を“遊ぶ”ことを提案しました。

● 未来の東京にはこんなたばこがあるはず――。
プルーム・テックを使用しながら鑑賞できる「TOKYO ART CITY NIGHT」開催

「新しいテクノロジーで自由になることがある」と話す村松亮太郎が、その好例として挙げたのが、低温加熱式たばこ「プルーム・テック」です。

「禁煙が当たり前になっていく時代の中で、プルーム・テックは煙のにおいがなく、周りで吸っていても気になりません。人と人の距離が近く、ストレスを感じやすいであろう東京の風景を変えるムーブメントに成りうると感じます」と、取り上げた理由を語りました。

「TOKYO ART CITY by NAKED」展は、東京という都市の進む先を、プロジェクションマッピングや巨大模型で演出しています。そこに可視化された未来では、たばこを吸う人と吸わない人が共存する社会があるはずと考え、同展期間中の8/21~8/26、20:30~22:30の間、成人限定でプルーム・テックを使用しながら鑑賞できる「TOKYO ART CITY NIGHT」を開催する運びとなりました。

この日のトークショー会場では、プルーム・テックが使用可能に。村松自身もプルーム・テックを吸いながらトークショーを行いました。川田氏が「トークショー中に吸っている光景が面白い。やっちゃいけないことをやっていいことにするのもテクノロジーの力ですね」と話すと、村松は「この場を“仮想・東京”ととらえ、将来的に都内全域に展開してもいいですよね」と提言し、トークショーを締めくくりました。

「TOKYO ART CITY NIGHT」は8/26までですが、「TOKYO ART CITY by NAKED」展は引き続き9/3まで開催しています。

※「TOKYO ART CITY NIGHT」は、入場時に身分証による成人以上であるかの年齢確認があります